再開と言いながら・・・鳥・犬・機械
もう2年近く放置の再開ともなると、どう始めるかと悩むねぇ
で、期待を裏切って、野鳥でも犬でもなくPCの話から始めるとする。15年前に禁煙のため当時の最新鋭初代core i7機(4コア)を自作して8年使い、先々代は当時5年落ちの中古、第2世代core i7(6コア)を5年使用、一昨年春に写真レタッチ作業に限界が来たので一世代型落ちの第10世代core i9(10コア)で新調した。ところが、やればやるほど編集テクが高度になって、複数アプリを起動して作業時(現像と編集が別アプリ)にフリーズが多発するようになってしまった。仕上がり直前で落ちる情けなさ(自動保存もされてない)。もうねぇ、罪無きディスプレイをブチ割りそうになるほどの腹立たしさですよ・・・。
そんな他人の苦労もどこ吹く風・・・サクサクと代は進み
気がつけばこの2年で11~13世代へと急激に進化したIntelのCPU。
ネットショップでかなりお得なお正月特価セット(CPU&MB)を発見。
ポチりと逝ってしまった。
ようやく、15年ぶりに最新世代に追いついた。
わかる人にはわかる最新メインPCのスペック(↓参照)。
(↑カルガモの家族にしれっと混ざるヨシガモの若鳥)
さて、第13世代 core i9(8+16コア)になったのだが・・・これがじゃじゃ馬CPU!
組み立てて、デフォルトの設定で立ち上げると、負荷テスト開始1分でコア温度100℃に到達するという恐ろしさ。CPUの火災防止機能が働いて、自動でパワーダウンするので発火はしない。が、結果、本来のMAX能力をまともに発揮出来ない。Intel的にはこの安全装置利用がデフォなのだろうか?事前情報を得ているので様々な対策は考慮済みだが、システムモニターの温度表示が真っ赤になるのを見て、正直不安になった。
ここまできて、よーわからんのであくびが出そうな方も多かろうかとおもうので、簡単に説明を。
CPUとは何か?パソコンを動かすためにすべての仕事を管理しているもの。
ま、要するにPCの中で小さいおっさん(コア)があれやこれやと仕事を指図したり自分でやったりしてると思うとわかりやすい。なので、仕事の速さ(クロック)が高いほど出来るおっさんなのだ。このおっさん、昔は一人ですべての仕事をこなしてきた。だから、働かせるためにドーピング(オーバクロックという)によって能力を向上させたりするのが自作PCのひとつの楽しみであった。が、個人の能力(クロック)には物理的に限界がある。そのうちドーピングしすぎで燃え尽きる(発火事故)おっさんも出始める。なので、業務用コンピュータ(サーバー等)には、2人以上(複数CPU)のおっさんを同時に働かせるシステムなんかがあったりもした。
ならばいっそと言うことで2個イチ4個イチのCPU(Intel Core 2)が誕生してきたのが17年ほど前。これは、一つ屋根の下に、共同経営者がいる状態と思えばわかりやすい。一人でやってたことを二人~四人のおっさん、おばちゃんがこなすようになる。
さらにそれぞれに分身の術(スレッド処理)を与え4コア・8スレッドなどと言う複数同時処理を可能にした。これがIntel core iシリーズの誕生。しかし、どんどん人数を増やすだけでは職場が狭くなる。押し合いへし合いで発生する熱量も半端ではない。Intelさんでは先代10世代の10コア20スレッドがパーソナルユースとしてはほぼ限界だった模様、後を継いだ11世代トップは8コアしか無かった・・・
そして12世代。面白い事に、なんと部下が現れた。できるおっさんおばちゃんとバイト的な普通の奴ら。13世代i9の8+16コア(32スレッド)というのは、出来るおじおば(分身出来る)が8人、分身出来ないバイトさんが16人。あわせて24人が同時に32個の仕事をこなすという。その進化は人間社会の変化に似て面白い。さしずめ中小企業が誕生したってところかな?最近流行のAIを司るCPUが社会の縮図になっているって事は、いずれ大企業的なCPUが現れるんだろうか?その頃には人間は機械に追い越されてAI社長マシンに支配されていたりして・・・なんて妄想はそのくらいにして。
やはり混み合ってると熱いのです。一気に限界(100℃)まで達するその熱さを和らげるため、冷却する(液体窒素を使う人もいる)にも物理的限界がある。総仕事量を制限するのが電力制限、簡単だし効果的だが本末転倒・・・だが、仕事のレベル(クロック別)、24人のおっさんおばちゃんやバイトたちの個性それぞれに頑張り度(電圧)を設定する、とっても面白いことができる。
その設定をあれやこれやといじりまくること3週間。
ようやく、目一杯(実は地味に+α)の能力を発揮させながら、最高温度を90℃前後に抑え込むことが出来た、パズル感覚で楽しく、頭の体操としてはなかなかのもの。
テストレベルの高負荷作業は実際にはほとんどあり得ないし、これならば常用に支障は無いと思われる。さぁて、今週末の撮影は合成作業が前提となっているのでどこまで楽に作業が出来るか期待大だ。
では、駆け足で今後の展開など・・・
今年は近郊でのドッグショーが少ない。依って撮影仕事も少ない。これは良くないことだ。
そのためにいろいろ考えなければならないこともある。
・個別撮影、人、犬、商品など、出張撮影にも力を入れてみる。お気軽にお声がけください。
・銘犬塾セミナーの充実化。昨今、新ルールになってはたして未来はあるのか? 私自身はかなり懐疑的だ。しかしながらある意味、チャンスでもあると思う。話次第では耳の痛い人も出てくるかもしれないが、やらずに後悔よりやって後悔が遙かにましだからねぇ 手遅れになる前に・・・
・写真撮影にも助かる、犬の扱い方を中心のハンドリング指導。だって、まともに立ってる犬が少なすぎる。個人指導は随時受け付け。恒常開催は、毎週火曜の午前、水曜の午後。どちらも要予約(人数制限あり)。お気軽にお問い合わせください。
・野鳥の動きが怪しい・・・気候変動、天変地異の前触れか?ま、それは妄想だ。運動不足のいいわけだ、歩かなきゃなぁw
てな事を、出来れば毎日更新したいんですけどねぇ・・・
昨年はたくさんいたのに・・・今年はパラパラだなぁ (カシラダカ)
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