冬鳥はほぼ去った。留鳥は繁殖期に・・・夏鳥はまだか?
冬鳥はほぼ去って行った。この辺りは渡りの中継地点らしく結構いろいろ通り過ぎていく。
海を越えてシベリアに旅立つ鳥から、東北・北海道へ繁殖に向かう鳥、南部、都市部の公園からこの辺りの山間部で繁殖に移る鳥たち。川原は寂しくなる一方だが時折面白い鳥を見かけることがある。
出現情報を得てあちらこちらにこの鳥目的でそこそこ人が集まったりするユニークなアリスイ。
蛇に擬態するキツツキの仲間。長ーい舌でアリを吸い取るように食べるんだそうな。
いきなりブッシュから飛び出して灌木に留まった。突然だったのでろくな写真が撮れず。証拠写真だねぇ 来年も会えると良いが鳴き声を聞いていないのでおそらくはほんの数日の滞在かと思われる。しっかり撮るには運が必要だな。今頃は東北か北海道だ。
今シーズンはここでは撮ることが出来なかったが、あのお祭り騒ぎレンジャク紅・黄ともちょっとだけこのあたりに姿を見せている。来年はマメに観察してみると捉えられるかもしれない。こんなことはなかろうけどね↓
予告にも使った綺麗な奴。この辺りにいない冬鳥達を、去ってしまう前にとプチ遠征(早戸川林道 車で20分ぐらい)してきた。
まずは、予告の綺麗な黄色い鳥。マヒワ。黄色が派手なのがオス。白っぽくてやや地味なのがメス。
と思っていたら、翌週にいきなり家の周りの杉林にいたりする。
ここらの山頂に大挙して引っ越してきたようだ。山肌を雲霞の如く通り過ぎたマヒワの群れ↓
自宅の庭先にいるんだが・・・何故か撮れない↓ カヤクグリ。 早戸川林道ではかなり近くで見ることが出来る。この辺りには年中いるのだが夏場はアオジクロジなどと共に山に上がってしまうんだけどね。
関東では希少な冬鳥 ↓ ミヤマホオジロ これも早戸川林道に出没する。冠羽の黄色がポイントです。
とまぁこんな感じで気づけば冬鳥の季節は終わってしまった。
秋になって戻ってくるまではしばしのお別れ。
書きかけで放置してあったので1ヶ月以上のズレが生じてしまったなぁ
営巣に入ってしつこく追わなくなった鳥たちもいる。
何故か真剣に狙った事が無かった代表のカワセミ。恋の季節は画になるシーンも多い。
カワセミと言えばやはりダイブ!いや~上手く撮るのは難しい。
苦労の跡をご覧下され。
とまぁいろいろ。数カ所巣穴のあるらしきところは見つけたが、取り敢えずはそっとしておくことにしてる。
営巣地を探して訪れる鳥もいる。ご存じオシドリ↓オスの美しさは天下一品!
そのまんまおしどり夫婦 ↑メスも意外に綺麗なんだよね。夫唱婦随って絵柄だが、今時は・・・
オシドリはどこかに洞のある木を見つけて営巣するらしい。先日、上の林道でもペアで飛ぶのを見かけた。ひょっとすると夏頃には雛を見ることが出来るかもしれない。
最後は、ヤマセミ。
年末に姿を見なくなってから久しかったのだが、3月の初めいきなりペアで現れた。
それも自宅の至近距離。まるで挨拶に来たかのように。
約10日の間、ラブラブの姿を見せてくれた。
とくとご覧あれ。
そして、3月半ばピタッと姿を見せなくなった。おそらく、営巣場所が決まり抱卵に入ったのだろう。この辺りは河川修繕工事などがあり、さらには渇水で餌も少ない。もっと条件の良いところで子育てにいそしんでいると思う。落ち鮎の泳ぐ晩夏頃にはまた姿を見せてくれるんじゃないかな。
それまでは辛抱だね。
仕切り直して次回はやってきた夏鳥にしましょうか。
次回予告↓
次は少し早めに更新するよ。旬だからねぇw
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