冬鳥もそろそろ佳境に 其の壱 小鳥たちの楽園
のんびりしてると冬が終わってしまいそうな気候の続いた先週末。
三寒四温のそのままにここ2日ほど結構寒い。昨日の朝、川原はは氷点下だった。
春が近づきそこかしこで囀りだしたホオジロ。そんな彼らの息までもが白くなるほどの寒の戻り。
そんな条件でもけなげだねぇ・・・愛の唄の音符が視覚化してる
さてそんな河川敷、昨年末から貯まった分を一気に大公開!といきましょうかね。
まずは、ところによっては珍しいと言われる オオカワラヒワ(カワラヒワと微妙に違う亜種)オス
この首たまらんわぁ これぞ強さの証明だね。
オオと付くだけあってカワラヒワよりもやや大きく地味だけれども力強い印象。羽の白が目立つのもポイント。ともかく木の上に団体さんでいるんだが安全距離が広いらしく不用意に近づくと一気にみんな飛び立ってしまう。そこでいつもの無為自然。ジジイは自然と一体化すべし、さすれば降りてきて餌を食らう。実は腹が減ってるだけだと思うけどね。
↓メス 頭部から背中全体がグレー、どことなく優しい雰囲気がする。
(男の子は強く逞しく、女の子は優しくて可愛いくと言うのは潜在的性差別になるんだそうな・・・アホか?)
カワラヒワは川原や田畑に通年?いるようだけどこの亜種は真冬に現れる渡り鳥らしい・・・
何故このように書くのかというと、カワラヒワがどんなだったかよくわからなくなってきたからw
この辺りにいるのは、今のところこオオカワラヒワしか確認できない。
そんな種類って他にもいたりするのよね。亜種なのか変異なのかで意見が分かれる種類が。
先日のニシオジロビタキもニシか否か?で悩まれるようです。
さて、昨朝、凍えていたホオジロ君の仲間(親戚)達を紹介しよう。
ホオジロ↓ オス 冬羽 尾の長さが際立ちます。
ホオジロ↓ メス 未成鳥 冬羽の判別は結構難しい。目先が黒くなければメス。
カシラダカ↓ 冬羽 腹が白いのがカシラダカ。この時期のオスメスは判別し辛い。黒みと赤褐色の色合いの加減からオスのような気はする。
アオジ↓ メス 青いと言いながら腹が黄色いのが特徴とはこれ如何に?
アオジ↓ オス オスの頭部が緑褐色なのがアオジと呼ばれる所以です。
クロジ↓ オス オスはその名の通り全身が黒っぽい。これは若鳥。まだまだ黒くなります。
クロジ↓ メス。 アオジのメスと見分けにくいことしばしば。
これは中鳥かなぁ?
ここしかないというところに留まったとっても間の良いツグミさんです。↓(雌雄同定不可)
このツグミにも赤い個体がいてハチジョウツグミと呼ばれている。別種扱いもされているが、元は赤かったがいまではこの色が主流なんだとか。そちらはまだお目にかかったことが無い。
時々、鶫のスープなる物が存在するラーメン屋があったが、まさか闇購入してないよなぁ
(その流通は反社会組織の資金源だなんて言う人もいる)
続いて、キツツキ3種。
まずはアカゲラ オス↓
メス ↓
頭のてっぺんが赤いのがオス。メスは全体にくすんで地味。(これも潜在的性差別かね?)
性徴は生き物にとって大切な要素だ。それは差別のためにあるのでは無い。
その違いをおろそかにしたり訳も考えず否定する輩は・・・
細胞分裂で増殖するアメーバか細菌レベルの思考回路なんだろうなぁ
アオゲラ↓後頭部まで赤い部分が伸びているのでオス。
コゲラ メス ↓ その名の通り小さい。これは首の後ろに赤いスポットがあればオス。真後ろからじっくり見ないと判らない。(この個体は別写真で同定)
とまぁ まだまだ上げきれないので今回は其の壱とします。
次は小さいのと凶暴なのと?なのと、林道の冬鳥を纏めましょうかね。
あ、その前に例のお祭り騒ぎも纏めなきゃなぁ 題して レンジャク狂想曲 予告↓
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