ヤブサメ(藪雨) 子がいなければ種は続かない。
先日のトラツグミ追加情報。なんと、家のそばで で夜明け前に鳴いてるよ~
戸を開けたら泣き止んだからかなり近い・・・やっぱ、不気味だねぇ
成鳥だろうから、トラツグミダンス(謎)がそのうち見られるかも(ワクワク)
さて、今日も山の子育て事情。
ヤブサメ(藪雨)という。その名の通り殆ど藪の中にしかいない。
幸運にも初めて全身像を撮ることが出来た。
格好いい名前の割には地味な鳥だな(息子談)↓
(かなり暗いところなので高感度撮影になってしまったのはお許しを ISO22800)
おそらく殆どの人がその囀りは聞いたことがあるはず。
自然豊かな公園や道路脇の藪の中からジジジジジ・・・とか、チリチリチリ・・・とか、
言われなければ虫の鳴き声としか思わない。8~10khzという高周波(高齢者には聞き取れないとか・・・俺はまだ聞こえる)と絶妙の音量調節で聞こえてくる方向を絞るのさえも難しい。
しかも小さくてすばしっこい。
姿を見せるのは道や藪を渡る時ぐらいで、いたっ!と思ってもすぐに見失う。
なかなかカメラで捕捉するのは難しい。
3週間ほど前、最初に撮れた姿がこれ↓
デート中のカップル。人の気配より恋路が大事とばかりに2羽でちょろちょろ・・・
とは言っても明るいところに出てくることはなかった。それでも嬉しい初撮影。
そして月日は流れ今回の首尾となったわけ。
今回はなんとすごい事情があった。それは、↓
下に消えたと思うと少しして戻ってくる。やけにサービスが良い個体だと思ったら
この視線の先には↓
偶然にも捉えた”藪雨団子”!巣立ったばかりの雛6羽が体を寄せ合い木漏れ日の当たる小枝に!
真下に親鳥もいる。親鳥がちょろちょろするのが見えても暗くて全くピントが合わず、明るいところでピント合わせした捨てカットに写ってるとは!いつもの運頼み炸裂だ。(実はこれプレビューを見るまで雛とは気づかなかった。ケモノ系のゴミ(骸)と思ってた)
道路脇、目の前の木の根元でわざと見えるように囀るオスもいる。その距離じゃピントが合わない!
おそらく撮せたのはメスなんだろう。どちらもけなげに人間の気を引いてるっぽい。雛に危険が及ばないようにね。その後、普段はこんなところにまで上ってこないだろと思われるカワセミ(谷底からはかなりある)まで、派手に鳴きながら突然目の前の枝に留まるという・・・なんか連携してるのか?囀りに全鳥類共通のSOS周波でも入ってるのかねぇ?
子を守るのは親の務め、いや種を守るのは大人の務め
それを放棄した生き物は絶滅に近づいていくのかもしれない
川崎の事件・・・痛ましすぎる。なぜ子供を襲う・・・
近年繰り返される、弱い物に牙をむく犯行
先が見えないいんだよ・・・未来がね
ヒトはいったい何処へ向かって行くのだろうね
野鳥界隈はこの頃若鳥でいっぱい。同定(種類の判別)に難儀する。↓
見ただけで何かの幼鳥ってのは雰囲気でわかるがね。
これはイカルチドリの仔。水を入れ始めた田んぼの脇にいましたよ。
ちなみに親は川原でよく見かける↓
この長い足を使ってゴロタ石の川原を超速で走り回る。一度見失うと飛ぶまで見つけられないというある意味難しい奴ら。いつのまにか、しっかり子育てしているんだよなぁ
お知らせです。
次回の撮影は6月9日FCI北陸甲信越インターナショナルドッグショーを予定しています。皆様よろしくお願いします。
5月18日 埼玉東コンパニオンドッグクラブ展
越谷市しらこばと水上公園 入賞写真公開中です。
貴方と共に参加したJIKC等のドッグショーで 撮影した
全ての入賞犬が閲覧・ネット購入できる Freewind Photos を、
よろしくお願いします。 まずは、ともかくご覧下さい。
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